みなさん、どーも
自然の変化には敏感でも
体格の変化には鈍感
ナナです!
近年、「SDGs」という言葉を見かけることが増えたと思います。
SDGsとは持続的な開発目標
つまり
「人」も「自然」も長い間、豊かに暮らせるようにしましょうという目標を掲げたものです。
SDGsのスゴイところは先進国のみならず発展途上国の両方に課題として課せられた国際的な開発目標であること
しかし
裏を返せば、国際的に取り組まなければならないほど環境問題が深刻化しているということが分かります。
昔から、「自然環境は大事!」・「環境問題に取り組もう!」・「生物多様性を守ろう!」等
色んな声が挙げられていたのにもかかわらず、どうして国際的な目標を立てるまでに深刻化してしまったのでしょうか?
その大きな要因は自然の変化に気が付かなかったことが大きいと考えます。
身近に感じる自然の変化
みなさんは日々の自然の変化を感じているでしょうか。
・近くの公園の桜の木が無くなっている
・紅葉が色付いてきた
・温暖化のせいか夏の気温がだんだん高くなっている気がする
等
これら全て自然の変化と言えるでしょう
しかし
これらが全ての自然環境の変化とは言えませんよね
気が付いていないところにも自然環境の変化は現れています。
「気がつかないくらいの変化なら問題ないのでは?」
と考えてしまいがちですが・・・
そうもいきません!
「茹でガエル理論」とは
ここで質問です。
「茹でガエル理論」というものをご存知でしょうか?
流行りの「カエル化現象」とは違いますよ笑
この「茹でガエル理論」とはカエルと水が入った容器に熱を加えるとカエルは水温の変化に気が付かず茹でガエルになって死んでしまう。
コレを元にして得られる教訓として
徐々な変化に気が付かず、大きな変化として現れた頃にはもう手遅れになってしまう。
これが「茹でガエル理論」になります。
知らぬ間にはまっている?「茹でガエル理論」と自然環境
紹介した「茹でガエル理論」を応用して伝えたいことは
自然環境でも気づかないだけで取り返しのつかなくなるような大きな変化が起きているかもしれない
ということです。
例として、最近スズメは見ましたでしょうか?
そう、「チュン、チュン」と鳴いて、たまらなく可愛いあのスズメです。
「見た」という方はその数はどのくらいでしたか?
5年や10年前と比べてその数の変化はどうでしょう。
というのも、スズメは1990年から2020年の30年にかけて10分の1に減少していると言われています。
10分の1というのは90%が減少しているということですので、大きな変化です。
しかし
単純計算で、1990年と比較して毎年約3%が減少していることになります。
これは大きな変化だとは、かんしにくいですよね。
それでも、毎年3%が減っていくと「チリツモ」で30年後には減ってしまっています。
これが「茹でカエル理論」の恐ろしいところ
逆に考えること・・・
ここまで、ネガティブに扱っきた「茹でガエル理論」ですが、逆に考えることも出来ます。
それは、小さな積み重ねが大きな成果を生むということです。
日々の生活に少しでも環境保全を取り組むだけで数年後には大きな成果として現れるかもしれません
本記事で伝えたいことはやはり「環境保全をして下さい」ということですが、
もともと、環境というのは長い年月を掛けて行うものになります。
これから、出来ること
環境問題は人の体調のように表現されることがあります。
我々人が体調を崩した時にも言えることだと考えます。
即効薬として風を引いたときに風邪薬を飲む・・・確かにこれは風を引いた際には有効的です。
しかし、根本的に風邪をひかないような生活習慣を作るということの方が重要になります。
自然環境も同様、状態を崩さず一定のバランスで保つことが大事になります。
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